写真がボヤける…低い解像度の画像を綺麗にするサイト・アプリ【印刷用300dpiへ】

「スマホの写真は綺麗なのに、グッズのプレビュー画面で見ると『画質が粗い』と警告が出る…」

これはオリジナルグッズ作りで最も多いトラブルの一つです。せっかくの推しの写真やペットのベストショット、ガビガビのモザイク状態で印刷されてしまったら泣くに泣けません。

【重要】他人の著作物のグッズ化について

アニメのスクリーンショット、芸能人の写真、他人が描いたイラストなどを無断でグッズ化・販売することは、著作権法で禁止されています。

今回紹介する高画質化ツールは、必ず「自分で撮影した写真」「自分が描いたイラスト」のために使用してください。権利者のルールを守り、正しく推し活を楽しみましょう。

この記事では、低画質の画像を無料で「印刷に耐える高画質」に変換する神ツールと、その使い方を紹介します。

なぜ「画面では綺麗」なのに「印刷だと粗い」のか?

結論から言うと、「画面」と「印刷」では、求められる「細かさ(解像度)」が4倍も違うからです。

原因は「解像度(dpi)」の違い

左半分がドット絵のように粗い写真、右半分がクッキリ高精細な写真の対比画像
同じ写真でも、解像度が低いと左のようにカクカクしてしまいます。

スマホやPCの画面は、「72dpi」という密度があれば綺麗に見えます。しかし、印刷物は「300〜350dpi」という非常に細かい密度がないと、ボヤけてしまいます。

つまり、画面上で「ちょっと小さいかな?」と思う画像は、印刷すると「絶望的に粗い」状態になるのです。

【注意】数字だけ「300dpi」に書き換えても無意味!

よくある間違いが、Photoshopやペイントツールで「解像度の数字だけを72から300に書き換える」ことです。

これをやっても、小さな画像を無理やり引き伸ばしているだけなので、画質は良くなりません。むしろモザイクが拡大されてひどいことになります。

足りない情報を埋めて綺麗にするには、これから紹介する「AIによる高画質化ツール」を使う必要があります。

【WEB完結】インストール不要!無料のAI高画質化サイト3選

アプリを入れるのが面倒な方におすすめの、ブラウザですぐ使える無料サイトです。

1. 拡大AC(kakudaiAC)

フリー素材サイト「イラストAC」などの運営元が提供しているツールです。

  • 特徴:登録不要で使えますが、無料会員登録をすると1日5回(変更の可能性あり)まで使えます。
  • 実力:AIがノイズ(ザラザラ)を除去しながら、最大16倍まで拡大してくれます。日本語対応で安心感があります。

2. PicWish

人物の顔写真を綺麗にしたいならこれです。

  • 特徴:完全無料で使える(現時点)ことが多く、処理が早いです。
  • おすすめ:特に「顔の補正」に強く、古い写真の顔立ちをクッキリさせるのが得意です。

3. waifu2x

アニメ調のイラストを綺麗にするなら最強のツールです。

  • 特徴:二次元(アニメ・イラスト)の拡大に特化しており、写真には向きません。
  • おすすめ:自分で描いたイラストをグッズ化する際、どうしても線がガタガタしてしまう時などに使うと、プロのような滑らかな線になります。

【アプリ】スマホだけで完結!高画質化アプリ

Remini(レミニ)

「ボケた写真を蘇らせるアプリ」としてSNSでバズった有名アプリです。

Beforeは犬の毛並みがボヤけているが、Afterは毛の一本一本まで鮮明に見える比較画像
Reminiを使うと、このように毛並みやまつ毛まで驚くほど復元されます。
  • メリット:顔の復元率は最強クラスです。ピンボケ写真もバッチリ修正してくれます。
  • デメリット:無料版は動画広告が長いです(1枚につき30秒〜など)。しかし、そのストレスに耐えてでも使う価値があるクオリティです。

どうしても画質が直らない時の「裏ワザ」

「元の画像がガラケー時代の小さい写真だった」
「拡大しすぎて、AIを使っても顔が不自然になってしまった」

そんな時は、無理に画質を上げるのを諦めて、別のアプローチをとりましょう。

1. プロに「似顔絵」にしてもらう

ボヤけた味を活かして、プロのイラストレーターに「似顔絵」として描き起こしてもらいませんか?

写真をトレースしてイラストデータにしてしまえば、解像度の問題は完全に解決します。

似顔絵なつみかんで作成を依頼する

ここなら、写真を送るだけで温かみのある手書き風似顔絵を作ってくれます。それをスキャンしてグッズにすれば、世界に一つの最強グッズになります。

2. 自動補正してくれる印刷所を使う

入稿システムが優秀で、多少の粗さなら自動で綺麗にしてくれる業者を選ぶのも手です。

  • Up-T(アップティー):入稿時に「画質が低すぎます」とアラートを出してくれる機能があり、失敗を防げます。
  • 同人誌印刷ペンタロー:スタッフさんが親切なので、不安な場合はLINEなどで相談できるのが強みです。

3. 小さいグッズで作る

Tシャツやトートバッグなど、印刷面が大きいグッズは粗さが目立ちます。

逆に、缶バッジやキーホルダーのような「5cm程度の小さいグッズ」なら、多少画質が悪くても気になりません。

ME-Q(メーク)で小物グッズを作る

ME-Qなら1個から数百円で小物グッズが作れるので、「お試し」で小さいものを作ってみるのがおすすめです。

まとめ:AIツールで画質は改善できる!

画質が悪いからといって、グッズ作りを諦める必要はありません。

  • まずは「拡大AC」「Remini」で高画質化を試す
  • それでもダメなら「似顔絵化」「小さいグッズ」に切り替える

この方法で、あなたの思い出の写真を綺麗にグッズ化させてくださいね。

あわせて読みたい