
「自分の描いたイラストを、そのままぬいぐるみにしたい…!」
推し活をしていると、一度はそんな夢を抱いたことはありませんか?
でも、いざ調べてみると「最低ロット100個〜」「型紙代だけで数万円」という厳しい現実に直面し、諦めてしまう人も多いのが現状です。
結論から言うと、1個から推しぬいをオーダーメイドすることは可能ですが、予算によって選ぶべき方法は全く異なります。
この記事では、300万円以上グッズ制作に費やしてきた筆者が、「予算・クオリティ・難易度」別に、推しぬいを1個から作るための最適解を5つ厳選して紹介します。
【比較表】推しぬいを1個から作る4つの方法と予算目安
まずは、あなたの「予算」と「熱量」に合わせて、どの方法がベストかを確認しましょう。
実は、業者に丸投げする以外にも「セミオーダー」や「布プリント自作」という賢い選択肢があります。

| 作成方法 | サービス例 | 予算目安(1体) | 難易度 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| ①セミオーダー | じぶんぐるみ 等 | 1.0万〜1.5万円 | かんたん | 裁縫NG・手軽に作りたい |
| ②布プリント自作 | RealFabric | 3,000〜5,000円 | むずかしい | とにかく安く作りたい 裁縫ができる |
| ③個人依頼 | ココナラ / minne | 1.5万〜3.0万円 | ふつう | 独特な髪型などこだわりがある |
| ④業者フルオーダー | ノベルコム 等 | 5万〜10万円〜 | かんたん | 金に糸目はつけない 市販品レベルを求める |
「とにかく安く!」という方は②布プリント自作、「クオリティ重視でお金は出せる」という方は④業者フルオーダー一択です。
それぞれの方法について、具体的なおすすめサービスを見ていきましょう。
1.【ハイクオリティ】業者に1個からオーダーメイド依頼する
最もクオリティが高く、市販のぬいぐるみのような仕上がりになるのが「専門業者へのフルオーダー」です。
ただし、通常は法人向けの工場が多いため、「個人・1個」に対応している貴重な業者を知っておく必要があります。
ノベルコム(Novelcom)
ぬいぐるみのOEM制作で実績のある「ノベルコム」は、1個からのサンプル作成に対応しています。
プロのパタンナーが型紙から作成してくれるため、複雑な髪型や衣装も再現度が高く、まさに「世界に一つだけの推しぬい」が完成します。
- メリット:圧倒的なクオリティ、プロ仕様の素材。
- デメリット:費用が高い(数万円〜)、納期がかかる(2〜3ヶ月)。
プランニングキュービック(Petit Nui)
「Petit Nui(プチぬい)」というサービスを展開しており、10cm〜15cm程度の推しぬいサイズが得意です。
個人からの依頼も積極的に受け付けており、Webサイトにも制作実績が掲載されています。
2.【中価格・柔軟】個人のクリエイターに依頼する(ココナラ・minne)
「業者は高すぎるけど、自作は無理…」という方におすすめなのが、ココナラやminneで活動している「ぬい作家」さんに依頼する(コミッション)方法です。
予算は1.5万円〜3万円程度が相場で、業者よりは安く収まるケースが多いです。
作家さん自身のタッチ(作風)が出るため、好みの作風の方に出会えれば最高の選択肢になります。
【重要】依頼する際のコツ
「三面図(前・横・後ろのイラスト)」がないと、作家さんも困ってしまいます。

これがあるだけで、制作依頼の成功率がグッと上がります。
3.【簡単・アバター】パーツを選ぶだけの「セミオーダー」
「一からデザインするのはハードルが高い…」という方は、用意されたパーツを組み合わせる「セミオーダー」タイプがおすすめです。
じぶんぐるみ
Web上で目・口・髪型などのパーツを選び、アバターを作る感覚でオーダーできるサービスです。
334億通り以上の組み合わせがあるため、かなり「推し」に近い雰囲気を作ることができます。
縫製済みの状態で届くので、届いたらすぐに推し活が始められます。
4.【格安・自作】布プリントサービスで生地から作る(DIY)
おそらく、この記事を読んでいる方の多くが「できれば数千円で作れたらいいのに」と思っているはずです。
その唯一の方法が、「推しの顔や肌の色を印刷した布」を注文し、自分で縫う(ぬいぐるみの開きを作る)方法です。
RealFabric(リアルファブリック)
1個から布にオリジナルデザインを印刷できるサービスです。
ここで重要なのが、Tシャツではなく「布地」として注文できる点。
- おすすめの生地:20番手シーチング(練習用)や、ポリエステル起毛(ボア風)など。
- 作り方:お絵かきアプリで「ぬいの顔(刺繍風のデータ)」を描き、RealFabricにアップロードして布を購入。届いたらカットして綿を詰めて縫うだけ!
これなら、布代数千円+綿代だけで済むため、失敗してもお財布へのダメージが少ないのが最大のメリットです。
【番外編】推しぬいの「服」や「周辺グッズ」を作るなら
「ぬいぐるみ本体は難しそうだけど、推しぬいに着せる服なら…」
あるいは「ぬいの写真を使ってグッズを作りたい!」という方には、以下のサービスが便利です。
Up-T(アップティー):推しとお揃いのTシャツ作成
Up-Tは1枚から送料無料でTシャツが作れる大手サービスです。
人間用のサイズはもちろんですが、デザインを縮小して「キッズサイズ(100cm〜)」等で作成し、大きいぬいぐるみに着せたり、リメイクしてドール服にする猛者もいます。
また、推しぬいとお揃いのデザインで「自分用のTシャツ」を作るのも推し活の醍醐味です。
ME-Q(メーク):ぬいの写真でアクスタ・クッション
「立体のぬいぐるみはハードルが高い…」という場合は、「ダイカットクッション」という選択肢もあります。
ME-Qなら、推しのイラストをそのままクッションの形に切り抜いて作成できます。
抱きしめられるサイズ感なら、実質ぬいぐるみ(?)です!
推しぬい作成の重要注意点(著作権・納期)
1. 公式キャラクターは100%NG
最も重要な点ですが、アニメや漫画の公式キャラクター(版権キャラ)のぬいぐるみを業者にオーダーすることはできません。
著作権法違反になるため、まともな業者であれば必ず断られます。
オーダーできるのは以下の場合のみです。
- 自分自身が描いた完全オリジナルキャラクター
- 「二次創作ガイドライン」でグッズ制作が許可されているVTuberや配信者(本人の依頼など)
2. 納期は「忘れた頃」にやってくる
1枚からすぐ届くTシャツとは違い、オーダーメイドのぬいぐるみは完成まで2〜3ヶ月かかるのが普通です。
「来月の生誕祭に間に合わせたい!」と思っても手遅れなことが多いので、計画は早めに立てましょう。
まとめ:予算と熱量に合わせて作成方法を選ぼう
推しぬいを1個から作る方法は、予算によって明確に分かれます。
- クオリティ重視・予算5万〜:
→ ノベルコム 等の業者へフルオーダー - こだわり重視・予算2万〜:
→ ココナラ で作家さんに依頼(まずは三面図作成から!) - とにかく安く・予算5千円以内:
→ RealFabric で布に印刷して自作
いきなり数万円出すのが怖い方は、まずは安価な「セミオーダー」や、ME-Qでの「クッション作成」から始めてみるのも良いかもしれません。
あなたの推し活ライフが、世界に一つの「推し」でもっと充実しますように!